Break Time
    ― 3月 ―

―kokuboのユウウツ―
最近、私の中でとても気がかりなことが1つ。
いつの頃からか 確か 昨年の秋頃からだったか 我が家の隣の雑木林に 野良犬ファミリー5匹。
お母さん犬に 4匹の子犬たち。茶色の毛並みが4匹と一匹だけ白い子・・・。

最初は、気にも留めずにいたけれど だんだん痩せ細っていく。
ついにいたたまれなくなり ご近所に
こっそりとうちの子たちのドッグフードをおすそ分けした。
これがいい事だとは言えないかもしれないけれど、
やはり、ワン子にメチャ弱い私。

そしたら、翌朝 玄関の扉を開けると、玄関先にサンダルが転がっている。
犬は靴が大好き。でも、 人の家の物を取ってきちゃ まずいでしょう、と困惑気味の私。


さらにその翌日、玄関を開けると今度は子供用の靴。
”ま、まずいよ、これ〜 メッ!”なんて 言葉もわからぬ犬に 必死で訴える。
そして、またその翌日、恐る恐るドアを開けると 今度は貝殻でござい。
続くのでそれからその次の日は ボールと貢物がありました。
これ、ウソみたいなホントの話。犬の恩返し。
私のこっそりえさも続いていたのですが・・・
カールおじさんみたいに お口の周りが黒い、ちょっと笑えてしまうこの子たち。
特に人懐っこい、ぶさいくなる子が1匹。
ずっと男の子だと思っていたら、よおーく見ると 女の子。
「気の毒に・・・」と思いつつ、野良なのに 手を舐めるところまでなついてきた。
とても用心深い野良にしては 珍しいことです。
帰ってくると 皆でお出迎えしてくれる。
そのうち男の子(一郎と二郎)は独立していなくなり、
今では ずっと男の子だと思い込んで ”三郎”と呼んでいた サブ子と、
シロとママの3匹で 行動している。
でも、最近野良犬がいることに ご近所も気づき始めたみたい。
この子たち 何も悪いことしないけど・・・。
かえって ぶっそうなこの辺りの番犬的な存在なのに
それなのに 先日、 役所の人らしき人が ウロウロ。
”お願いだから逃げて・・・”と、祈ってしまった。
その日はどうにかセーフ。
でも、いつか姿がみえなくなってしまうのかな・・・。
これだけ頑張って、家族で肩寄せ合って生きてきたのに
居なくなってしまうのかな・・・
危害を加える訳でもないのに、飼い犬というアイデンティティーが無いが故に 生きる権利を奪われて しまうのかな・・・。
何が正しくて 何が誤りなのかよくわからないけれど、
とても刹那的な気分です。
ここんとこ ずぅーっと番頭kokubo、ユウウツな日々です。
                                         by kokubo



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